2012年05月18日

◆堀文子展

信濃美術館で開催中の堀文子展に行ってきました。

http://www.npsam.com/exhibition/2012/03/1743.php

あたしゃ、感動したよ!
何に感動したか、書くよ!

絵はね、もちろん素敵なんですよ。
日本画いいね。でも、堀さんの絵は日本画を飛び越えているような気がするね。
色づかい綺麗だね。描いているものの存在感せまってくるね。
素敵。

だが、それ以上に私の心を打ったのは!
堀文子 現在93歳、現役! ってことですよ。
それだけじゃなくて、
43歳でヨーロッパ放浪の旅(?)に出かけ、
63歳で軽井沢にアトリエを構え極寒の冬を体験し、
69歳でイタリアはアレッツオにアトリエをもち、5年間イタリアと日本を行き来し、
82歳でヒマラヤに行く、と!
83歳での大病後も、新しいテーマと作風を求めて、ぐるんぐるん変化中。
Wikiには載っていないけど、確か、1,2年前にはまたイタリアに行っている。
そして、現在93歳。創作を続けている。
なんじゃ、このエネルギーは!

私今42歳です。確か。(自分の年齢がどんどん怪しくなる)
私の年以降、このおばぁ様は、なんというアクティブな人生を歩んでいることか!
守りに入らず、自分はこういうものと決め付けず、常に他からの影響を受け入れ変化しようとしている。
かっこいい!

足が痛いだの、目が見えないだの、ぐだぐだいって、私の自慢の行動力もここまでかと思っていた自分が情けないぞ!
ここから先の人生、こんなに「生きている」人がここにいるではないか。
か~~~~~!
瑞穂、情けない!
堀文子を見習え!!

って、気分。

いやぁ、感動したね。
絵がどうのこうの以上に、私はこの「堀文子」という人物の生きる姿に感動したっす。
(私のチャンネルはそこなんだ…と改めて確認した思いもしますw)

堀文子展 信濃美術館で5月27日まで。
気になっている人は、行ったらいいと思う☆



  

Posted by カレイドスコープ みずほ at 22:44Comments(0)

2012年05月18日

◆食器の話

自炊がんばろうモードだった数ヶ月前。
ランチプレートを買った。

こんなの。


ランチプレートってなんとなくかっこいいな~と思って、色々なお店で見てみたけれど、
たいていは重くてアウト。(私は握力も弱い)
お皿自体でかなり重いので、洗うの大変。
お料理載せたら扱えない。
でも、なんだかあきらめ切れなくて、
ニトリでお手ごろな樹脂製のを「お試しで」買ってみた。
うーん。安っぽい(笑)

でも、こいつがお役立ちで。

よく言われている「洗い物が減る」ってメリットは、あんまり感じない。
大きすぎて食器棚の中で収まりは悪いし、いらっとすることも度々なのだけれど。
私にとって良かったのは、一回の食事の品数が増えたこと。

区切りが三つあるから、その全部を埋めたくなる。
例えば、今日の夕ご飯は・お野菜たっぷり鮭のホイル焼きと・きゅうりの塩麹和え・野沢菜付け、そしてご飯と味噌汁だったのだけれど、
このランチプレートがあるから簡単でも、漬物でも、なんとか3種おかずが並ぶ。けど、
プレートじゃなかったら、私のことだから、ホイル焼きだけで終わってたw
「鮭(たんぱく質)と野菜が入っているから、十分十分♪」てな感じで。
そしてその分、ご飯を沢山食べたくなっていた…

レベル低い…。
「洗物が減る」ということは、元々お皿が沢山並んだということで、
うちはそのレベルじゃなかったのだ。

で、大きすぎて邪魔だとか安っぽいとか悪態つかれながらも、
なんだかんだで結構登場頻度の高い(というか、毎日使われている)このプレート。
買って良かったんだろう。

でも、他に陶器などのもっと素敵なランチプレートを買うかといったら、
多分NO。
やっぱりこれ以上重いと扱うの大変だし。
大きくてずっと洗いカゴに立てっぱなしで、他の食器とガスガス重ねられちゃうので、
これ大事な食器だったらこんな扱いしたくないし。
樹脂製で、ちょうど良かったのだ。

軽くて、粗忽者でも壊しにくいということで、ウチには樹脂製の食器がいくつかある。
使っていて気分は上がらない。
やっぱり素敵な食器を使うと、ワクワクするの。良い食器増やしたいの。
でも、樹脂製が使いやすいの…
そんな自分に、ちょっとしょんぼりこちゃんですよ。







  

Posted by カレイドスコープ みずほ at 00:49Comments(0)