2013年12月09日

◆こんなの作った!~久々にはまり道

今日は、お友達が羊毛フェルト(ニードルフェルト)を体験させてくれました。

たのしいです~!
楽しすぎます~!!!



こんなのできた♪
ピアス♪



この前温泉でお気に入りのピアスのキャッチをなくして凹んでいたところだったので、ピアスが手元に来てくれたことも嬉しい。

もうね~
羊毛のね~
もふもふ感がね~~~~~
あーうっとり。
触っているだけで癒されました。

それを無心にチクチクとぎざぎざのついた針で刺し続けていると、フェルト化して形になるんですが、
この「無心にチクチク」が、また癒される~~~
頭真っ白単純作業、好き♪
実際は、チクチクというよりザクザクなんだけど。

そうそう。ご指導のおかげで、苦手だった丸カン(クラフト用の金具)とも少し仲良くなれそうな手ごたえを感じられて嬉しい!

教えてくれたのはEちゃん。
持参してくれたクラフト材料が並べられると、Kaleidoscopeが(会場はうちでした)手芸店状態に。
すっげーーーーー…(呆然)

二人できゃいのきゃいのと他愛もないことに笑ったりしながらフェルトしているって…
超・女子!!
なんて楽しいのかしら!

で、たくさん笑って、きゃいのきゃいのはしゃいで、最後に私の放った一言が
「楽しかった~!若返っちゃった!」
せっかく女子だったのに!
急におばあちゃんになっちゃったし!!
残念すぎる!! !

で、これはハマル!と思ったワタクシは、
Eちゃんを見送ったあと、速攻手芸店にとんで行き、自分用の道具を入手してきましたとさ。

しばらく、丸い球を作り続ける予定。
それで何が出来るかは不明。つか、作りたいイメージはあるのだけれど、完成するか不安。
球状が一番簡単そうだし。丸いフェルト玉はたくさんあるとそれだけでウキウキするし。
当面はひたすら丸いものをザクザク量産します。

Eちゃんの持ってきてくれた、しゅ~くり~むのワニさん♪
おいしゅうございました。



*****

最近もう1つはまっているものがあります。

それは「シュタイナー」

ルドルフ・シュタイナー。哲学者、神秘思想家。人智学の創始者。教育の分野で特に知られています。
詳しいことはウィキペディアさんに聞いてください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%AB%E3%83%89%E3%83%AB%E3%83%95%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A5%E3%82%BF%E3%82%A4%E3%83%8A%E3%83%BC

先月ある小さなシュタイナー講座に参加して、面白い!と大興奮。
図書館で本を借りてきただけでは飽き足らず(長野市立図書館メンテナンス休館期間で次の本が借りられず)、密林よりちくま文芸文庫のシュタイナーシリーズを数冊まとめてお買い上げ。
日々コツコツとシュタイナーの本を読みまくっていますよ。

正直私にはちょっと難しいです。
理解はかなり出来ていない気がします。ほとんど分かってないかも。
が、なんだか次々読みたくて、租借もせずに丸呑みする勢いで読破しています。
単なる活字中毒状態かしら?

私にとって何がどう面白いか、
語れるほど分かっていないし、
語ったら語ったで長くなりそうだし、
また機会があったら。

*****

この発作のような「はまった」感、久しぶり♪
あ~楽しい!
エネルギーが目的を持って勢い良くほとばしってゆく感じ。

オーラソーマ話ですが、
B5でワークし始まった頃からかも。
「エネルギーを賢く使う知恵」
…これ、賢い使い方なんかなぁ????

  

Posted by カレイドスコープ みずほ at 22:17Comments(1)読書感想文

2013年05月20日

◆パウロ・コエーリョ祭り

「ベロニカは死ぬことにした」  江口 研一 訳 (角川文庫)

友人から借りて読みました。
パウロ・コエーリョ。「アルケミスト」という小説で有名です。
アルケミストは数年前に読みましたが、他の作品に手を出すまでには至りませんでした。
「ベロニカ…」は映画にもなっているらしいけど、本を貸してくれた友人の評価も低く、またネットで見る情報にも「?」と思うので、見ないでおこうと思います。 

前半の内容と淡々とした調子に、読んでいて欝な気分になりました(笑)
が、中盤以降の展開の勢いと、最後のどんでん返しとで、「そーきたかw!」と思わされました。
テーマはね、ちょっと直球すぎ?って思いました。正直言うと。
そうなんだけどさー。直球すぎて押し付けがましさを感じるというか。
でも、そういうことなのよね~とは思う。

で。
私の中でパウロ・コエーリョ祭りが始まるきっかけになった本です。
この本がなかなか面白かったということも勿論ですし、
あとがきでこの作者の書いているほかの本のタイトルを見たから。

*****

「星の巡礼」 山川 紘矢・亜希子訳 (角川文庫)
 私は図書館で借りたので、地湧社のハードカバーで読みました。

その本がこの「星の巡礼」。

ちょうど最近、ある人のサンティアゴ巡礼路を歩いた記録を読んでいました。
木村岳人「閑古鳥旅行社」 http://kankodori.net/index.html
 >旅行記>サンティアゴ・デ・コンポステーラ巡礼 http://kankodori.net/travel/011/index.html
とっても長い記録ですが、私はこの記事をコツコツ読み続けていました。
その同じ道を、作者パウロ・コエーリョが歩いたときのことを題材にした小説です。

まーつまり、サンティアゴ巡礼路にはまっていたわけですよ。私は。
それを扱った本なら読まないわけにはいきません。
パウロ・コエーリョの処女作だし。

で。パウロ・コエーリョにも更に深くはまった、と。

この作品、好きです。

何がどう好きなのか、書くのが難しいのですが。

ひとつは、単純じゃない感じが好き。
「ベロニカ…」で感じた、テーマの押しの強さが…ない?のか?
いや、直球なんだけど、色々なことが重層的に出てくるというか、複雑っぽい感じがイイ(笑)
何がどう複雑なのか、本当に複雑なのか、実はよく分かってないんだけど、まー、そんな感じなんですよ。

あとは、主人公(パウロ)の人物像が良い。
弱さと欠点が共感できるというか、その完全じゃない感じにリアリティーがある。

そして、詳しくは書かないけど、
今の私の求めていることにビンゴなメッセージを含んでいたから。
詳しく書かないのは、大したことじゃないんだけど、ものすごく長くなりそうなのでw
(いつか書くかもwww)

その巡礼路への憧れもあり、
上記のHPの記事と、巡礼ガイドブックを見ながら、主人公の歩みをよりリアルに確認すべく、再読しましたよ。
私にしては珍しく、じっくり読んだ本になりました。

*****

「ブリーダ」 木下 眞穂訳 (角川文庫)
 これも、私は図書館のハードカバーで読みました。

魔術を学びたいという、若い女性のお話。

ふむ。面白い。

って感じ?
「星の巡礼」ほどは感動しなかったんですけど、
男女の愛情の物語としての面白さが、私に響いたところです。
ここに出てくる男魔術師が、かっこいいっていうんじゃないけど、良いキャラで!くぅ!

パウロ・コエーリョの作品は、後半の盛り上げ方というか、読者を引き込む展開が共通かなって感じました。
この作品の、魔術師と主人公の関係の変化と、サバトのシーンとは、
どんどん密度が上がって行く感じで良いです。

*****

「ヴァルキリーズ」 山川 紘矢・亜希子訳 角川書店

結構新しい作品かと思いきや、
この著者の作品としては古いものみたいで、
「星の巡礼」「アルケミスト」「ブリーダ」につぐ4作目。
なかなか日本語訳のOKが作者から出なかったそうで、日本発行はこの3月。
これも、著者自身の体験を記したもの。

私、この著者の作品は、純粋な小説よりも、著者自身の体験を記したものが好きみたい。
これも、かなり好き。

体験記のほうが、人物が魅力的なんです。多分。
この作品のパウロも素敵なんだけど、今回はなんと言っても、奥さんのクリスがいい!
どこがどういいのか、まだまとまっていない。今読み終えたところなのでw
この作品は、女性性(???)について色々感じます。
あと、北アメリカの砂漠の描写がまたいいんだな。

この時期のこの著者の作品は、魔術てんこ盛りです。
秘密結社(?)とか、呪文とか、儀式とか。
そこに拒否感を感じる人にはきついかも。
でも、オカルト好きなら、それも楽しめる要素になります。

あと。キリスト教や聖書の基礎知識がないと理解が難しいところがあるな~
聖書の語句を引用されても、どうしても理解が浅い。気がする。
キリスト教圏の人が書いたものを読むときいつも思うことですが。
そんで、思いつつもずっとキリスト教への理解は進んじゃいませんが。

*****

今図書館で借りているのはここまで。
返却期日までに読めてよかったw

次はどうしようかな~
もう少しこの著者の作品も読んでみたいし、
著者へのインタビューが本になっていて、それも面白そうだし(図書館にあるかどうかは不明)、
でも、サンティアゴ巡礼路を扱った他の作品も読みたいし、
そのほかにも興味があって本を読んでみたいテーマもあるし。

楽しく迷ってみます^^


  

Posted by カレイドスコープ みずほ at 22:27Comments(0)読書感想文

2013年01月19日

◆田口ランディ2冊

「サンカーラ」

圧巻。
とくに、「死と蘇り」の章。
内向することの尊さ。
私という個人であることの力。

でも、一回ざっと読んだだけ。また読まなくては。

いやもう。圧巻。


「ひかりのあめふるしま屋久島」

屋久島に興味があった。
そこにもってきて、「サンカーラ」での屋久島のエピソードがすごかったので、購入。
本日一気読み。
ぐいぐい読んじゃった。(変な日本語)

あああああ。いいなーーーー、屋久島。

でも、同時に私にとっての「こういう場所」は屋久島ではないかもしれないとも思う。
行ってみたいけど。今のところ「~できない」ばかりが思いついてしまう。

あ。屋久島のことじゃなくてね。読書感想文ね。
著者の「はまった」感が、伝わってくるようでした(笑)
  

Posted by カレイドスコープ みずほ at 02:04Comments(0)読書感想文

2012年09月22日

◆読書感想文「床下の小人たち」

床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫)
メアリー ノートン 著 林容吉 訳



ジブリのアニメ「借り暮らしのアリエッティ」の原作として、今は有名なのかしら?

古くからある児童文学です。
私、小学生のとき読んでいました。
だいっすき!!でした。

思えば、好きなジャンルは、魔女モノと小人モノという、ファンタジー頭小学生だったわ…
そしてその傾向は未だに変わっていないわ…(人間そうそう変わらない)

身長20センチ(10センチ?)の小さい人たちが出てきます。
人間から、ピンとか糸巻きとか吸い取り紙とか、小さいものを「借りて」生きています。
人間に見つかって起きる危険とか、はらはらドキドキも面白いのですが、
何よりその生活ぶりが素敵で!
帽子ピンを洗濯物干しにしたり、糸巻きが椅子になったり、吸い取り紙がカーペットになったり。
うわ~~~!ワクワクする!
何がどうしてワクワクするのか、説明できませんが、
身近なものを工夫して生活の道具にしちゃうあたりが、その意外性とか、
何はともあれワクワクなんです!!

ミニチュア大好き。ええ、箱庭やっているくらいですから!(?)
ドールハウスとか、シルバニアファミリーとか、にゃーー興奮興奮!
という私には、もう、なんか、たまらないものがあります。

このシリーズの2作目は「野に出た小人たち」
人間の家から逃げ出した小人たちの一家が、野原で暮らす様子です。
これまた、靴の中で寝たり、野いちごや落穂を拾って食べたり、
ワクワクっぷり顕在!

3作目を早く読みたくて、ちょっと遠い図書館まで今日借りに行ったのですが、
図書館到着が閉館時間1分後で借りられませんでした…ざむねん。
なぜか、いつも使う図書館にはこの3作目がなくて、
実は4作目は借りてあるのですが、
ここはどうしても順番に読みたい!!ということで、行ってみたわけです。
明日リベンジだ!!

本当に、子供の頃に好きだったものは、堅固ですね。
内容なんて全然忘れているのですが、
やっぱり好きなものは好きなようです。
忘れているから、新鮮な気持ちで読んで、やっぱりハマルのです。

私が単純なのしら?



  

Posted by カレイドスコープ みずほ at 00:52Comments(0)読書感想文

2012年08月17日

◆「みどりのゆび」「ラムラム王」

今日はゆったり気分で、本を読みました♪
児童書だけどね。

「みどりのゆび」



なんだろう。フランスの子供向け小説に感じる、この感覚…
みどりのゆびは、綺麗でやさしい話だったよ。
でも、なんか、私の中に残る違和感っつーか。


「ラムラム王」



早速借りてきた!(この記事参照)

ナンセンス~w
すきすきだいすき♪

挿絵がまた素晴らしいのだけれど、今日は大急ぎで文字だけ読んじゃったから、
今度は挿絵を見てゆっくり読もう。

*****

その他色々がんばったし、今日は盛りだくさんの一日だったなあ♪
夕方のゴロリンしていないから、ちょっとお疲れ。
感想文なげやり。ははは。

  

Posted by カレイドスコープ みずほ at 00:16Comments(0)読書感想文

2012年03月17日

◆【本】「さようなら、もんじゅ君」

先日の、もんじゅくん好き好き記事()でもご紹介した
「さようなら、もんじゅ君」読了。

さようなら、もんじゅ君---高速増殖炉がかたる原発のホントのおはなし
もんじゅ君 (著), 小林 圭二 (監修)  河出書房新社 (2012/3/6)


いや~。ビックリするくらい読みやすかった!
もんじゅ君が話しかけるような文体で書いてあるので、
一気にするする読んじゃった。
平凡社から出ている「おしえて!もんじゅ君」よりも、こちらのほうが私は読みやすかった。
原子力発電全般に関する知識を得るためには「おしえて…」のほうが良いかも。
「さよなら…」は、とくにもんじゅや高速増殖炉についての歴史と、そこから分かる国のこれまでの原子力に対する取り組み方、などが書かれている。

語り口はやさしいんだけど、内容はすごくしっかりしている。
ポイントが分かりやすい的確な表現だし、
ちゃんとデータや事例を示してくれているし、
高速増殖炉全体の歴史を振り返ることで、分かりやすい。
もんじゅ君直筆のイラストが、可愛くてゆるいんだけど分かりやすいのだ。

最終章の、「2050年もんじゅの夢」にはしんみりホロリときちゃった。
「こんなに怖い。こんなふうになっちゃったら大変だよ!」って悲惨な未来を示すんじゃなくて、
今からでも選びうる、可能性のある、明るい未来を描いてくれているところが、
私の好きな、もんじゅ君の愛の大きさだと思った。
敵対するんじゃなくて、そうじゃない望ましいものを見て行くのって、すごく大事だと思う。
けんかしたいんじゃなくて、幸せになりたいんだもの。
この章を書いてくれたもんじゅ君に、あらためて惚れ直したワシです。

もんじゅ君は「みんなでいっしょうけんめい、いっぱいおはなししたいんだ。」って書いている。
単純にもんじゅは危ないよ~っていうだけの本ではなくて、
原子力発電のことをタブーにしないで、あきらめないで、みんなでどんどん話し合って考えてゆこう
というメッセージの感じられる本だった。
そこをすごく伝えたいんだろうなって、私は思ったよ。

しかし、「教えて…」と「さようなら…」と、カラーの違うこの2冊をかけるもんじゅ君のバランス感覚の良さというか、
偏らない健やかさというか、
そういうものも感じる。

…やっぱり大好きだ…♪(結論はそこかw)


  

Posted by カレイドスコープ みずほ at 22:25Comments(0)読書感想文

2012年03月16日

◆【本】「人生は一冊のノートにまとめなさい」

読んで面白かった本なのでメモメモ。

「人生は一冊のノートにまとめなさい」
奥野宣之著 ダイヤモンド社 2010.11.26発行


あ。今気がついた。「著作権保護コンテンツ」って書いてある。
この画像はアマゾンさんからもらってきましたですよ。


自分の日常の行動を一冊のノートに記録してゆくというノート整理術の本です。
食べたものや、行ったところや、読んだ本や、考えたこと…を記録し振り返ることで、自分の人生を記録しようという趣旨…ですか?

ほぼ日手帳好きなワシですから、こういうのワクワクしますよ☆
ほぼ日は日記と記録用に使っていたし。記録大好き♪
パソコンやスマホなどのデジタルがジェットじゃだめなの。やっぱ紙。
色々な情報を一冊にまとめておくことの有用性は実感しているし(用件ごとにノートを使い分けるとか、ワシには無理。)
文具や読み直すためのヒントもいろいろあって、参考になりました。

ほぼ日と違うのは、まず一日一ページに縛られないこと。ノートの大きさ。あと、一年分持ち歩かなくていいこと。
より気楽でとっつきやすい感じだと思いました。

でも、「手帳」じゃないから、予定の管理には使えない。
手帳と2冊もちになりますね。
これが一冊になるというのは、ほぼ日の利点でしょう。
手帳機能が私には使いづらかったので今は離れているわけだけれど。
今のノートカバーには2冊入るから、そこは問題ありません。

で。
ワシ、お調子者だからね。
気になったことは、手を出してみる人だからね。
やりますよ☆

今までも基本すべての記録は一冊のノートにしていたんですよ、じつは。
でも、後でページをちぎって個別の用件フォルダに入れること前提だったので、
ページのはずしやすいノートが条件だったんだけど、
お気に入りのノート(APICAリーフパッド)がもう作っていないようなので、
やり方を変えるにはちょうど良いタイミング。
それに、今までの方法だと、確かに保存性や閲覧性には劣る。
今まで使っていたノートが終わるところでもあるし。

ちょうどいい♪ちょうどいい♪

早速明日から試してみるです^^

  

Posted by カレイドスコープ みずほ at 00:31Comments(0)読書感想文

2012年03月13日

◆【本】「こころと脳の対話」

箱庭(療法)、そして心理療法について更に知りたい方にオススメの一冊!

「こころと脳の対話」
河合隼雄・茂木健一郎 新潮文庫 2011.7.1発行
(単行本で2007年に潮出版社から出ている本の文庫化です)



臨床心理学者の故河合隼雄さんと、脳科学者の茂木健一郎さんの対談集です。

いやあ、賢い人二人の話し合いって、エキサイティングだねぇ!って思いました。
茂木さんの、心理療法や箱庭への理解が深いっす。
すごく良い聞き手だと思う。
河合先生もこういう人と話せたら、そりゃあ、気持ちいいよね~。

河合先生の心理療法への考え方に改めて触れて、良い刺激となりました。
色々感じた気がするんだけど、まー、まだ文字にできる感じじゃないので。
(いっつもこんなこと書いているなw)
同じようなことを読んでも、私の受け止め度合いが変化しているのを感じます。
それだけ深いものを含んでいるんだね~。

箱庭を知らない人にオススメしたい理由は、
第二章で、茂木さんがご自分で箱庭を作っているからなのです。
どういうことをするのか、写真もあるので、イメージが持ちやすいと思います。
そのときの茂木さん自身の体験の語りが、また良い。
箱庭を作るってどういう体験か、作る人の立場から、良く表現して下っています。
もちろん河合先生の箱庭を見ている態度もすばらしい。

Kakeidoscopeで箱庭を作ってもらっても、見ているのは寺山なので、
こんなにきれいにゃいきません。
カウンセリングだって、河合先生のようには聴けません。
だって、あれは名人芸だもんw
ごめんなさい。無理。

でも、「目指しているのはこういう感じ」ということで、
箱庭やカウンセリングに興味がある方には面白く読んでいただけるのではないかと思います。
対談形式だから読みやすいしね。
文庫というところも、お手軽でよろしいw

これはオススメできるかと。

  

Posted by カレイドスコープ みずほ at 22:10Comments(0)読書感想文

2012年02月19日

◆【読書メモ】最近読んだ本 とチョイ感想など

自分の読んだ本を晒すというのは、なんつーか、気恥ずかしく落ち着かないもんだけど、
ま、精神的露出傾向のあるワシなので、んふんふと晒す。

自分の忘備のためにも。

◆マルドゥック・スクランブル〔完全版〕 全3巻
 冲方丁(うぶかたとう)著 早川文庫

◆恋する原発
 高橋源一郎 講談社

◆図説聖なる言語叢書 夢の世界
 D・フォンタナ著 鏡リュウジ訳 河出書房新社

◆パピヨン
 田口ランディ著 角川文芸出版

*****

今「パピヨン」読み終わったところ。
田口ランディをちゃんと読んだのは、実は初めてであった。
いやーーーーーーーーーーーー もう。
今はまだ感想かけない。
でも何か書きたくなってパソコン開いた。
そういう感じ。

また夕食食べるタイミング逃してしまった。

*****

「マルドゥック・スクランブル」は少し前に読んだ。
面白いと聞いてはいたが、自分の読む本ではない気がしていた。
どうせラノベでしょ?今風のアニメっぽいSFでしょ?
正直1巻が終わるあたりまでそう思っていたのだが、
いやいやいやいや。いやいや。
すみませんでした。
カジノのシーンとかすごいんだけど、いちいちカードの内容考えているとリズムを失いそうで、
すっとばすようにして感覚で読んだ。
もう一回落ち着いて読まなくては。

*****

田口ランディと冲方丁は他の作品も読んでみることにするよ。

*****

「恋する原発」は、自分の中にどう位置づけていいか分からん(笑)
川上弘美の「神様2011」にはちょっと興味が出た。

「夢の世界」は、半ば職業意識で手にしたのだが、
これが良書だったわけで。
同じシリーズの「シンボルの世界」(同じ著者)も面白かった。
そして、この「夢の世界」はイラストがすばらしい。コラージュっぽい感じも良い。
この2冊は手元に置かなくては。

*****

本との出会いというのは、本当に面白いもので、
これらの本ほとんどは、図書館で借りているのだけれど、
別に意図して借りに行ったわけではなくて、たくさんの本の中からぐーぜん目に留まったものだ。
「マルドゥック…」は自分で買ったが、
最初に時間つぶし用に買ったのが、間違って3巻一冊だけだったので、
その後しばらくたってから1巻購入。そのまんま勢いで一気読み…
という、これまたあんまり気合の入らない(3巻構成だということも知らない程度で買った)
出会い方だったわけで。

こうして、たまたま読むことになった本が、まさに自分にヒットするものだということが
面白いなあ。

*****

意図して、選んで、買ったり借りたりした本の方が、途中で放り投げられているw
みんな見事に途中だ。

◇図解錬金術(F-Files No.004)
 草野巧著 新紀元社

◇星をさがす
 石井ゆかり著 WAVE出版

◇世界で一番大切なスピリチュアルの教え
 エックハルト・トール著 あさりみちこ訳 徳間書店

ま、自分の趣味(嗜好)が出ているよね。うん。

錬金術の本、予想外に面白い。
よくある図解本の形式なので(見開きひとつのトピック。右ページに図。)
読みにくい、進みにくいんだけど、
これも参考書的に手元におきたい本だ。  

Posted by カレイドスコープ みずほ at 22:29Comments(2)読書感想文

2011年11月02日

◆みるみるは理解できない予感…^^;

みるみる理解できる相対性理論 (ニュートンムック)  佐藤勝彦監修



先日、同シリーズの「量子論」にあまりに感動したため、購入したこの本。
またも改定前の古いの買っちゃったw

途中まで読んだけど…こっちは少し手ごわいぞ。
よーく読めば、なんとなく分かる。
時間が伸びること、空間が縮むこと、質量が増えること…
でも、よーく考えながら読まないと分からないw

数式はほとんど出てこないし、具体的な例を沢山出してじっくり説明してもらっていると思うんだけど。
それでも尚難解…に感じるのは、あまりに生活感覚と違うことを言われているから?

でも面白い。
頑張って読もう。

そのほかに読んだ本2冊。
いづれもスピった本です。

そのうち一冊は、このブログを書籍化したものです。
http://plaza.rakuten.co.jp/californiajade/
  

Posted by カレイドスコープ みずほ at 21:16Comments(0)読書感想文

2011年10月29日

◆「マラビージャ」&「みるみる理解できる量子論」

2冊の本を読み終えた。
タイトルの2冊だけど。

「マラビージャ」
エンリケ・バリオス著。 竹西 知恵子訳。ナチュラルスピリット刊。初版2002.11。



アミシリーズを書いたエンリケ・バリオスさんの本。
ご自身を主人公にして、異なった次元のツインソウルに伝えられたこと等をテーマにした本。
私、ツインソウル物が好きなのだ。バリオス氏はそのまんま「ツインソウル」なんて本も書いちゃっているくらいなので、その流れで図書館から借りてきたのだけれど。
確かにツインソウル本なんだけど。
いや、それだけじゃないというか。
私に必要だったのは、そこじゃないようで。

面白いは、すごく面白かった。
「ツインソウル」より、こちらのほうが、ツインソウル物としても好き。
一気に読んだよ。

*****

「みるみる理解できる量子論 (ニュートンムック―サイエンステキストシリーズ)」
和田純夫監修 株式会社ニュートンプレス 初版 2006/9



調べたら、この改訂版が2009年に出ているようだけれど、
私が読んだのは古いほう。

なんか大事そうなんだけど、何がなんだか分からなかった量子論。(つか、それが何を扱っている学問なのかも分かってなかった。)
微妙に(いや、結構ガッチリと)色の科学とも関係しているんだけれど、どこでどう関係しているかはっきりできていなかった量子論。
「シュレーディンガーの猫」って、つまり何が言いたいわけ!?と逆切れしていた量子論。

そんなモヤモヤがすっきり~☆

冷静によくよく考えると、分からないことだらけなんだけれど、「分かった!面白いじゃん!」という気持ちにしてくれちゃったんだから、それだけですごい!
分子と原子と電子の区別がつかないワタクシが、だよ。
すごい!ニュートン!

電子には「波と粒子の2面性がある」んだって。ここまでは、色の科学の発展の勉強したときも出てきたから、なんとなくOK。いや、今回更に良く分かったけど。
もう一つの電子理解のかぎ。「状態の共存」。これ面白い!
電子は同時に複数の場所に存在できるんだって。なんだそりゃ!?観測すると、その複数存在するという「共存」が崩れてしまうんだって。でも理論的には、同時に複数存在しているんだって。
観測されるのは複数の中の一つで、それ以外のものはどーなっちゃうんだ?ってところで、主流の考え方は「コペンハーゲン解釈」というものらしい。そこでは確率で考えて、一つが観測されたときには共存していたほかの電子はきえちゃうってことになっているらしいんだけど、それだけでは説明できない部分があり、「多世界解釈」という考え方もあるらしい。観測されなかったほかの状態も残っている。それぞれの世界が分岐して併存しているって考えるんだって。
SFじゃ~!並行宇宙じゃ。パラレルワールドじゃ。この議論には決着がついていないらしいのだけれど、そんなSFっぽい考え方も成り立っちゃうってところが、もう、すごい。
私文系脳だから。こっちのほうが全然ワクワクするし!

(知っている人には何を今更…というようなことなのだろうけれど、自分の理解は一度はアウトプットしてみたくなるワシなので。流して流して。)

*****

「マラビージャ」では、異次元のツインソウルが、
「あなたはあなたの個人的宇宙の神である」「ひとは皆、自分一人が自分の想像しうる世界のなかに住んでいる」ということを
主人公に伝えるのだ。
何度も。あの手この手で。

スピリチュアルな世界では良くそういうこと言われているんだけれど、ピンと来ていなかった。
それが、繋がった!って感じ。

今私のいる世界は毎瞬毎瞬私が選んだ結果。世の中は量子論で言うように同時に様々な状態で存在していて、私が信じること(選んだこと)が現実として目の前に現れている。私の選択しなかった分岐の先の世界も存在している。
色んな私になれたけれど、私の現実は私が作っているんだ。
これからの現実も私が選択できるんだ。
そのことを、今までより少し深く、今までと違った切り口から、理解した感じ。

*****

今朝のTwitterでの茂木健一郎氏の連続ツイートのテーマが、「センス・オブ・ワンダーを大切にしていれば、人は怪奇話に満足せずに、進んでいくものである。」だった。http://togetter.com/li/206756
世の中では昨日28日人類滅亡説が流布していたらしく、その関係もあっての話題なのだろう。

(4)今振り返ると、少年の私を魅了していたのは、「センス・オブ・ワンダー」だったのだろう。世界がどのように出来ているか、ということを知らないから、未知の可能性にわくわくする。UFOや、心霊写真や、地球滅亡の話は、日常にかかっているベールを、ほんの少し上げてくれた。
(5)迷信の類に眉をひそめる人がいるけれども、好奇心を持つことは健全だと思う。大切なのは、「センス・オブ・ワンダー」。センス・オブ・ワンダーを持っている人は、決して、そこに留まることはないから。
(7)UFOや、心霊現象、海の怪物、人類滅亡といったことに最初は興味を持っても、「センス・オブ・ワンダー」に基準があれば、人は自然に別のところに行く。相対論や量子論、分子生物学、マンデルブロ集合の数学、連続体仮説。これらのセンス・オブ・ワンダーの方が、深いし、 良質だから。


ああ。タイムリー。
確かに、不思議話楽しい。私たちの世界に対する好奇心がその根っこにある。それが科学に繋がってゆくんだね。

私は基本スピ野郎なので、科学でスピで言われていることが裏付けられる、より理解しやすくなるというのが、感動だったのだ。
この世界はすごいかもよ!?ものすごく面白いかもよ??
そして、人類滅亡している並行世界もあっちゃったりするのかなぁ~なんて思ってみるのもタノシ。

*****

まだまだわかんないところだらけなので、分かったぶん分からないことも増えるわけで、もっと知りたいなあって思うけど。
まあ、必要な情報はいい形でいいタイミングで来るのでしょう。

今回この2冊を同時に読んだのも、それがこの時期だったっていうのも、なんとも面白いめぐり合わせだったから。

なんか、そういう意味でも、この世界?現実?なんていえばいいの?
とにかくものすごく面白いんだな~♪









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Posted by カレイドスコープ みずほ at 22:26Comments(2)読書感想文

2011年10月15日

◆ムーミンのこととか

お仕事ブログ、同じ内容を続けて2回消してしまった…
誤って書き込みの途中でブラウザの閉じるボタンを押してしまった…
2回とも…

今日はやめておくべきだと悟り、とっとと帰ります。(諦め早い)

気持ち風邪気味?鼻ぐずぐず。
カレイドやさんの椅子の上で寝たのがいけなかったか。

最近、椅子を並べて、その上で寝ることを覚えましたよ。
床の上で寝るのと、どちらがマシかは微妙なところですが。

それから、トーベ・ヤンソンのムーミンシリーズ、読んでいます。
今更にはまってしまったムーミン。
気がついたら、ちゃんと読んでいなくて、
あの有名な登場人物たちも、なんとなくは知っているけれど、なんとなくしか知らなくて。
私がぼんやりイメージしていたよりも、皆キャラが立っています。
誰が好きかなあ?
思ったよりも「このキャラがすき!」という状態にはなりません。
王道のスナフキンか…好きだけど、王道すぎてつまらない気もする…
今さっき読んだ冬の話にでてくる「おしゃまさん」はいいな…
ちょっとくせのあるキャラがいっぱいいて、きっとそこが楽しいところなのだと思います。

あとは基本家にこもって、ご飯作っています。
仕事も掃除も、なんだか色々も、そうとう放り投げたまんまにしてあります。  

Posted by カレイドスコープ みずほ at 22:45Comments(0)読書感想文

2011年09月16日

◆【読書感想文】光の医学



太鼓の練習サボって(用事は思うより早く終わったのだが…)読了♪


「光の医学~光と色がもたらす癒しのメカニズム」
ジェイコブ・リバーマン著 飯村大助訳 日本教文社


オーラソーマの勉強関係で読みました。
だから、お仕事ブログに書くべきかとも思ったのだけれど、
まだ「公式な」所感をかけるほど読み込めていない。

でも!
感動したから!
一回ざっと読んだところの感想を書きたくなったのだっ!

光、すげえっす。

毎度こんなこと書いてるな。

光ってエネルギーなんだな~
人間は確かに光を必要としているんだな~
光って、色って、こんなにも人間の全体性にかかわっていて、私たちが真に健やかに生きてゆくために大きなサポートをしてくれるものなんだな~
オーラソーマで言うように、人間はまさに「光の存在」なんだな~
ホリスティック(全体的な)って、こういうことなんだな~
そしてやっぱり、その人が本当に体験して自分で実感していることが、人の心を打つんだよね~
…って感じ。

自分が、オーラソーマという色と光を使った手法にかかわっていることが、誇らしくなりました。
最近お蔵入りしているビーマーライトペン引っ張り出してみなくちゃ!って思った。ははは。

この本自体は、全然オーラソーマの本じゃありません。
著者はアメリカの目に関するお医者さんで、光治療の第一人者らしいけど、
医学的(科学的)に検証されている実験やデータがいっぱい紹介されてます。
日本語訳初版は15年も前。
すごいなあ…

「お勉強」の目的に使えるようにするには、もう少しちゃんと読み込みたい。

いや、しかし、色って深いわ。
しみじみ実感。






  

Posted by カレイドスコープ みずほ at 22:38Comments(4)読書感想文