床下の小人たち―小人の冒険シリーズ〈1〉 (岩波少年文庫)
メアリー ノートン 著 林容吉 訳
ジブリのアニメ「借り暮らしのアリエッティ」の原作として、今は有名なのかしら?
古くからある児童文学です。
私、小学生のとき読んでいました。
だいっすき!!でした。
思えば、好きなジャンルは、魔女モノと小人モノという、ファンタジー頭小学生だったわ…
そしてその傾向は未だに変わっていないわ…(人間そうそう変わらない)
身長20センチ(10センチ?)の小さい人たちが出てきます。
人間から、ピンとか糸巻きとか吸い取り紙とか、小さいものを「借りて」生きています。
人間に見つかって起きる危険とか、はらはらドキドキも面白いのですが、
何よりその生活ぶりが素敵で!
帽子ピンを洗濯物干しにしたり、糸巻きが椅子になったり、吸い取り紙がカーペットになったり。
うわ~~~!ワクワクする!
何がどうしてワクワクするのか、説明できませんが、
身近なものを工夫して生活の道具にしちゃうあたりが、その意外性とか、
何はともあれワクワクなんです!!
ミニチュア大好き。ええ、箱庭やっているくらいですから!(?)
ドールハウスとか、シルバニアファミリーとか、にゃーー興奮興奮!
という私には、もう、なんか、たまらないものがあります。
このシリーズの2作目は「野に出た小人たち」
人間の家から逃げ出した小人たちの一家が、野原で暮らす様子です。
これまた、靴の中で寝たり、野いちごや落穂を拾って食べたり、
ワクワクっぷり顕在!
3作目を早く読みたくて、ちょっと遠い図書館まで今日借りに行ったのですが、
図書館到着が閉館時間1分後で借りられませんでした…ざむねん。
なぜか、いつも使う図書館にはこの3作目がなくて、
実は4作目は借りてあるのですが、
ここはどうしても順番に読みたい!!ということで、行ってみたわけです。
明日リベンジだ!!
本当に、子供の頃に好きだったものは、堅固ですね。
内容なんて全然忘れているのですが、
やっぱり好きなものは好きなようです。
忘れているから、新鮮な気持ちで読んで、やっぱりハマルのです。
私が単純なのしら?