上田紀行氏講演会感想

カレイドスコープ みずほ

2012年03月08日 01:00

以前にお知らせした、上田紀行氏の講演会が今日(昨日)ありました。

行ってきました~
よかった、よかった。満足。

上田氏は熱いなあ。
私の中のイメージはレッドなんだよ。
行動と怒りと情熱と愛情。
身近な人間関係(血縁)の重要さ。
新しい時代に目覚めるエネルギー。
そう、なんといってもエネルギー。熱い。

ちゃっかり本も買わされてきた。(いえいえ喜んで購入しましたよw)
う~ん。こういうところもレッドっぽい?www

色々心に残るし、考えさせられて面白かったんだけど、
私個人的には、
一人で悩んでいる人に声をかけることの重要性とともに、
声をかけてもらう立場になる、弱っているときに助けを求めることの重要性も
言ってもらえたのが良かった。
そういう人間が助け合う姿を見ることが、その周囲の人(育ってゆく子供や老いてゆく人)の
安心と社会に対する信頼を育てるので、周囲の人にとっても助けになるとのこと。

そうなんだよな~と思う。
助けてもらうことも、迷惑をかけることも、アリなんだよ。
割と「助けてもらう側」体験の多い私としては、そこを声を大にしていいたいねw
助けてもらう人は、自分の体を張ってこの社会を生きやすいものにしているんです。えっへん。

でも、まじめに、誰かがときに弱い役割をしてくれることは、とっても大事。
助ける人、助けられる人の役割というか立場が固定せずに、
誰でも助けるし、助けられるし、迷惑かけるし、そのお世話をするし、
その循環がいい、柔軟で、バランスのいい社会がいいな。
いつも助ける側の人でいようっつーのは、なんか、バランス悪いっす。
他人を助けたい人は、そういう自分のために、弱者を(無意識にでも)求め作り上げちゃったりするんです。

もっと、弱くていいのだ、私たち。
もっと、弱い自分を認めて、弱い自分のまんまこの社会に居よう。
そう思うわけです。
そういうふうに生きてゆける社会にしたいな。